【スコーンの材料検証】「卵入りスコーン」と「卵入れないスコーン」の違いは?→意外と差がなかったカモ

こんにちは!Manaです。

今回のスコーンレシピの疑問は「卵を入れるのと入れないのとではどう変わるの?」です。卵のありなし、これもレシピによって全然違いますよね〜。

スコーンが食べたいけどちょうど卵だけきらしてた!なんてこともあるよね。そんなときは卵の分は牛乳などで代用しても大丈夫なのでしょうか?

実際に作り比べてみたよ!

今回のルール

まず、基本のルールは前回通り。卵を入れるか入れないか、以外は同じ条件でつくります。卵を入れない方は、本来卵を入れるのと同じ分量だけ牛乳をプラスしています。

元にしたレシピは、薄力粉180gに対して「卵1個+牛乳30g」というもの。今回使用した卵は1つ約50gだったので、卵なしのレシピでは薄力粉180gに対して「牛乳80g」を入れました。

MEMO

ルールその1:卵を入れない方は、卵の重さ分だけ余分に牛乳を加える

ルールその2:液体以外の粉類やバターは全て同じ材料・分量。

生地の違い

今回は色味ですいぶんと差がでました。

卵あり

全体的にキレイに黄色味がかっています。また液体としては同じ分量のはずですが、卵ありのほうがしっとりとしていて生地がまとめやすく感じました。

卵なし

卵以外には色味のある材料がないので、見事に真っ白。卵ありの生地に比べて、最後の方まで粉っぽい部分が残るような、少しだけかための生地でした。

MEMO

卵入りの生地:卵のキレイな黄色味がでる。しっとりとしていてまとまりやすい

牛乳のみの生地:真っ白で、最後まで粉っぽい部分の残るかための生地。

焼き上がりの違い

左が卵+牛乳入りスコーン、右が牛乳のみのスコーンです。(カットしたときの大きさが少し違ったので、幅の違いは無視してください。)

写真ではわかりにくいかもしれませんが、焼き上がり後も生地の色味の違いはハッキリ残っていました。膨らみ具合はほとんど変わりませんが、卵ありのスコーンの方が少しだけ高さがでていますね。

卵入りスコーンはふんわりやわらか

膨らみ具合はそのまま食感にも影響するので、卵ありスコーンの方がふんわりとやわらかく、しっとり気味。牛乳のみのスコーンの方は、サックリと軽い食感でした。

卵入りは香りや味にもコクがでる

また香りや味に関しても、卵入りの方は卵のやさしい香りやなんともいえない濃厚なコクがあり美味しかったです。しかし牛乳のみのスコーンも決してまずいというわけではなく、卵入りスコーンがずっしりとした印象であったのに対し、牛乳スコーンは味にも良い感じの軽さがでていてよりお菓子っぽい味わいでした。

MEMO

卵入りの生地:香りや味に濃厚なコクがでる。お菓子よりもパンのような風味

牛乳のみの生地:サックリと軽い食感で、お菓子のような味わい

まとめ

スコーンの材料検証「卵入りスコーン」と「牛乳のみスコーン」の違いについてまとめます。




実験結果
卵入りのスコーン
ふんわりとやわらかくなり、味にパンのようなコクが出る
卵を牛乳で代用したスコーン
サクサクと軽い食感で、お菓子っぽい味わいに。

卵入りのレシピでも、軽い食感がお好みならあえて牛乳だけで代用するのもアリだね!

少しでも参考になれば嬉しいです。お好みのアレンジを見つけてみてくださいね!